レボリューション6 PRODUCTION
8月30日、BOMB ロードショー!
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☆プロデューサー、脚本家、出演者たちが映画について語る

『レボリューション6』の脚本に惚れ込んでいたプロデューサーのアンドレア・ウィルソンは、ふたりの脚本家と物語についてこう語る。「デーンネルトとヴィルドゥは、80年代を舞台にすることなく、80年代を蘇らせることができる物語を描きたかったんです。それがまさに『レボリューション6』を成功に導いた鍵なの。物語の舞台は今であり、ここだけど、仲間たちの過去と連動し当時へと連れ戻すことができる」
80年代、西ベルリンのクロイツベルグやシューンベルグ周辺では、若者たちによって約160もの建物が常時占拠され、新たなストリート・カルチャーも生まれた。若者たちは再軍備に抗議し、不法占拠者と警察の間で激しい闘争が繰り広げられた。『レボリューション6』のスタッフやキャストは、それぞれに80年代のベルリンを意識し、その想いをこの作品に込めている。
脚本のデーンネルトは語る。「これはベルリン特有の物語だ。80年代のベルリンの雰囲気はとても独特だった。もちろん、現在は首都になり、雰囲気が劇的に変わってしまったベルリンに対する批判的なコンセプトもある」。彼は不法占拠者という背景をこうとらえている。「80年代をベルリンで過ごした世代の誰もが、この運動に自動的に何らかの関わりを持っていた。しかし映画は自伝ではない。映画のためのモデルは確かにいるが、おそらく自分たちでも気付かないだろう」。
プロデューサーのウィルソンは、この映画で初めてメジャー作品を手がけたグレゴー・シュニッツラーについてこう語る。「彼には経験がなかったにもかかわらず、私たちは彼が大ヒットする大作映画の感覚を持っているとすぐに気付いた。グレゴーは即座にこのマテリアルを受け入れた。彼は主役たちと同年代である。30代半ばで生粋のベルリンっ子。80年代にはインディーズ・バンドで活動し、当時の出来事を身近で経験していた」
主演のティル・シュヴァイガーは、個人的な経験から映画の主題に共感することができた。「私の弟は不法占拠者だった。ティムというキャラクターをイメージする時、ずっと弟のことを考えていた。私自身はそこに行ったことはなかったが、政治に全く無関心だったとは言えない。平和運動に行ったこともある」。
彼は自分が演じるキャラクターをこう表現する。「ティムはロマンティックで、かつての仲間たちのなかで自分の理想に正直に生き続けている唯一の人物なのだ。彼はよそ見をすることもなく、今でもより良い世界、より良い社会を夢見ている。古い爆弾が爆発してしまったという不運な状況を、彼はかつての仲間が再会するチャンスだと考えるのだ」。
ティムの相棒ホッテを演じるマーティン・ファイフェルは、そのキャラクターについてこう語る。「ホッテはデモの最中に事故で足を失った。それはグループ全員にとって重大な出来事で、結果、みんなバラバラになった。事故に遭う前のホッテは、常に先導者の立場で、体格も良く堂々としていて、エネルギッシュでアイディアに富み、決して外さないユーモアのセンスがある不遜なアナーキストだった」
ミュンヘンで活躍するこの俳優は、映画の主題にとてもダイレクトに共感している。「当時私は実際に、ビルに関わる戦いを支援したり、テロリストの拘束に抗議する団体に参加していた。積極的にそういう場で活動していたのだ」。彼は、そのことが原因で、ユーモアとアクション満載の商業的な大作という形でこの題材にアプローチすることに、最初はとまどいを感じていた。
「フィクションとしてこの題材にアプローチするのは常に微妙な問題なのだ。真剣に戦っていた人々に対して公正でいられるのか。エンターテインメントにしていいのか。私はシュニッツラーと話して、この役を引き受けることを決めた。間違いなくフィクションの物語だが、それでもベースとなっているのは現実的な考えなのだ。弟とも話をした。彼は私よりも活動に深く関わっていた。そして10年後には個々に何が起こっているかという点で、実際には(映画が)現実の生活と相似形をなしていることに気付いたのだ」
ナジャ・ユールはネレを演じるにあたって、自分の過去を考えなければならなかった。「この物語は私自身の歴史にとても近い。数年前のライプチヒで私は占拠ビルを直しながら、不法占拠者として暮らしていた。住むところがなかったからだ。「まさにこの通りだった!」と思う瞬間が映画の中にもいくつかあった」。
最後に、プロデューサーのウィルソンがこう説明する。「誰もがこの映画の主題に共感できる。誰でも、古い友人に出くわしたり、過去の出来事に気付く年齢に達する。その時、自己反省し、今の自分について熟考する。自分のゴールにたどり着いたのか、理想を実現できたのかと。シリアスな題材です。プロデューサーとして乗り越えなければならなかった大きなチャレンジが、エンターテインメント的要素の強い商業作品という形でこの題材を実行するための方法を見つけることでした。そして同時にこの題材自体を公正に描くために」。