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2006年3月 2日
3.25(土)公開 『春が来れば』 チェ・ミンシク氏来日インタビュー

都内某所で映画『春が来れば』主演チェ・ミンシクさんの来日記者会見が行われました。

春が来れば

春が来れば

Q.今作が長編デビューとなる新人リュ・ジャンハ監督の作品を選んだ理由は?また、作品選びの基準は何でしょうか?
チェ・ミンシク: 新人監督だから不安だとか、有名監督だから安全だとかいった先入観は、俳優が持つべき姿勢ではないと思います。誰もが新人時代を経ているわけで、私はその可能性を見て作品を選びます。作品を通してどんなテーマ、どんなメッセージを伝えるかが重要で、そういう面でリュ監督は信頼できると思い、出演を決めました。
今回の作品は、自分自身が好きな映画の趣向とも合致したため、出演を決めました。失敗は恐れません。私たちが伝えようとするメッセージが重要ですから。その作品が持つメッセージが真摯で共感できるなら、出演するのに十分です。

Q.子役のイ・ジェウン君や生徒役の中学生たちとの共演で印象に残ったことは?
チェ・ミンシク: (2004年の)カンヌ国際映画祭で、日本の少年(柳楽優弥)が『誰も知らない』という作品で主演男優賞を受賞しました。私もノミネートされていましたが、その少年が選ばれたのはなぜでしょうか。演技というのは高度で緻密なテクニックも評価されますが、演技に込められた真実がより重要なのです。この少年が世界の名だたる俳優を差し置いて受賞できたのは、彼が持っている純粋さと真実の部分が演技で表現されていたからだと思います。
『春が来れば』に出演した中学生たちも演技経験はありませんでしたが、作品では彼らのありのままの姿を捉えることが重要でした。イ・ジェウン君もそうですが、子どもたちが持っている純粋さ、真実が最大の強みなのです。テクニックは大きな問題ではありません。それは大人の俳優にも同じことだと思います。

Q.ご自身はどんな中学生でしたか?印象的な先生やガールフレンドはいましたか?
チェ・ミンシク: 友達は多かったですが、ガールフレンドはいませんでした。にきびが多かったからかもしれません。中学時代は平凡な生徒でした。印象に残っている先生は、父親のように優しかった国語の先生です。こうした先生方の思い出が今回の映画で無意識のうちに役立ったのではないでしょうか。

Q.今回の作品ではどんな役作りをしましたか?
チェ・ミンシク: トランペッターの役だったので、その練習に死ぬほど苦労しました。もし趣味として習ったなら楽しかったでしょうが、作品に要求されるレベルに短期間で到達しなければならず、精神的なストレスを感じました。それでも撮影までに何とかするため、寝る時間と食事の時間以外はトランペットを持ち歩いて練習し、周囲の人にはうるさい思いをさせました。


『春が来れば』では、雪深い冬の時代を経て、やがて春を迎える炭鉱町ののどかな風景の中で、季節の移り変わりとともに生まれ変わっていく中年男性を、時に豪快に、時に繊細に、チェ・ミンシク独特の色気を漂わせながら演じています。常に第一線で活躍、特に近年、『オールド・ボーイ』『親切なクムジャさん』『クライング・フィスト』と、立て続けに出演作が大ヒット。暴力に彩られた作品が続く中で、この『春が来れば』は、ひさびさに人間賛歌にしみじみと感動させられる名作です!

『春が来れば』オフィシャルサイト
3月25日(土) シネマスクエアとうきゅう他 春風ロードショー

Posted by a. MOVIE at 2006年3月 2日 16:22