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2010年10月27日
来日記者会見『ソーシャル・ネットワーク』


『ソーシャル・ネットワーク』
来日記者会見レポート
主演ジェシー・アイゼンバーグと脚本アーロン・ソーキン

10月25日(月)、東京・日比谷のザ・ペニンシュラ東京で映画『ソーシャル・ネットワーク』来日記者会見が行われ、主演のジェシー・アイゼンバーグと、脚本のアーロン・ソーキンが登壇しました。

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socialnetworkアーロンは脚本を書くにあたり「友情・権力・階級・裏切りという古典的なテーマが、フェイスブックという極めて現代的な舞台で繰り広げられるところに惹かれたんだ。フェイスブックを知らなくても楽しめる映画に仕上がったと思う。登場するのが実在の、それも若い人たちなので、彼らを傷つけないようにモラルと責任をもって臨んだ。ハリウッド映画は大きな反響をもたらすが、映画をセンセーショナルにするために、物事を作り上げることはしなかった」と語りました。

ジェシーは彼が演じたマーク・ザッカーバーグについて「もちろん名前は知っていたし、脚本をもらってから演じるにあたり自分なりに彼のことは勉強した。でも監督から『今まさに生きている、同時代の人々の物語だから、本人の真似はしなくてよい』と言われ、映画のキャラクターとして演じた」そしてアメリカでの映画公開初日にマーク・ザッカーバーグが映画館を借り切りフェイスブックの社員と一緒に見て、その後飲みに行ったという話を受けて「実はいとこがフェイスブックの社員で、その時マーク・ザッカーバーグに映画の感想を聞いてくれたんだけど、僕の演技について『なかなかよかったね。ナイスジョブ!』と言ってくれただけ。もっと色々言ってほしかったな」と照れ笑い。

socialnetwork印象的なラストシーンについて、アーロンは「この映画の中でマークはずっとアンチ・ヒーローなのだけど、最後の5分だけ悲劇のヒーローになるんだ。でも僕はアンチ・ヒーローだからと言って彼に善悪の判断は決してくださない。シャイで不器用でちょっとはみだし者の彼に共感し、とても好きになった。脚本家は俳優の表情まで書けないけど、ジェシーはラストシーンで素晴らしい人間味溢れる表情をしてくれた。観る人がそれぞれ違う印象、違う結末の意味を見出してくれると嬉しい」と語り、ジェシーは「ラストシーンも何度もテイクをしたので、その度にマークの心情を色々試した。マークは映画の中で昔の友人たちに告訴され激しい論争を続け、怪物のように言われて、ほんとにイヤな気持ちになっていたと思うんだ。罪悪感もあっただろう。少しでも気分が楽になりたかったはずだし」と撮影現場を思い出したようでした。

2人ともフェイスブックは使っていないそうですが、映画の中では、まずは排他的でハーバードの一握りの人が入れる特権であったフェイスブックが、今や反対の極、すなわち誰でも登録できる世界最大のSNSに変貌したことはもちろん承知していました。ただでさえインターネットなどで話題にされてしまう俳優なだけに、ジェシーは「これ以上自分の情報は出したくないな」と。ごもっともです。

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『ソーシャル・ネットワーク』
2011年1月15日(土)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
◆公式サイト:http://www.socialnetwork-movie.jp/

Posted by a. MOVIE at 2010年10月27日 19:17