ストーリー
都会を離れ、山々に囲まれた夫の故郷で義母の介護をすることになった妻ヒヨン。閑静な家で新生活をスタートして間もなく、森の中に一人ぼっちでたたずむ泥だらけの迷子の少女を見かける。放っておくことができず自宅に招き入れるが、少女は夫婦の娘と同じジュニという名を名乗り、なぜか娘の声や家族の会話をそっくり真似しはじめた。ヒヨンは数年前に行方不明になった息子を思い出し熱心に世話を続けた。やがてヒヨンに、夫や我が子そっくりの声が話しかけてくるようになる。幻聴なのか、それとも…。一家は次々と不可解な出来事に見舞われ、この地で多発する失踪事件の恐ろしい真相を知る──