コロラド
ストーリー
コロラド州の判事に任命されたデヴァロウ(グレン・フォード)は、親友デル・スチュワート(ウィリアム・ホールデン)を保安官に任命する。ある時、脱走者のジェリコ・ハワード(ジェイムス・ミリカン)は、小さな鉱山会社に不満を持つ鉱夫を糾合して、会社の金庫を襲撃し、その守衛をも殺害する。デヴァロウはジェリコの弟ジョニィを殺人の容疑者として逮捕し絞首刑に処した。ところがデルは真犯人がジェリコであるという証言を得、デヴァロウの狂気の処刑を非難して保安官の職を辞す。実はデヴァロウは、南北戦争末期に反乱軍を包囲して虐殺するという非条理な行為も犯していたのだった。デヴァロウはデルを無法者とし、絞首刑に処すため彼を追い、町中をも焼払ってしまう。そして、燃えさかる炎の中、デヴァロウとデルは対決の時を迎える。