ストーリー
1795年、第22代国王・正祖(=イ・サン)が統治する朝鮮。かつて王の特使として活躍していた名探偵キム・ミン(キム・ミョンミン)は、今は島流しの憂き目にあっていた。 そこへ、ミンの世話をしにやって来た相棒ソピルから、日本から輸入された銀に混じって贋銀(にせぎん)が流通し経済が混乱していると聞かされる。さらに、行方不明になった妹を探してほしいという少女が現れ、ミンのなかで眠っていた名探偵の血がうずき始める。「贋銀の流通」「少女の失踪」二つの事件解決に、名探偵と最高の相棒が立ち向かう。 手がかりを元に捜査を進める彼らの前にヒサコという謎の美女が現れ、二つの事件は波瀾の展開へもつれこんでいく――