ストーリー
明朝の末期、国内は混乱を極めていた。武当山で修業中の武術家・卓一航は病に伏した皇帝の為の薬を届ける命を受け、都に向かっていた。その旅の途中、美しい女盗賊・練霓裳と知り合う。彼女のピンチを救ったことから、やがてふたりは愛しあうようになる。その後 一航が皇帝に届けた薬が宦官の魏忠賢によってすり替えられ、皇帝が亡くなったことにより、殺害容疑の罪が武当山に課せられてしまう、、。この窮地を逃れるため、一航はやむなく魏の娘と結婚することを承諾する。霓裳は愛する一航に裏切られた哀しみで美しい黒髪が白髪に変わってしまう、、、。 ちょうどその時、川陝総督である一航の祖父の卓将軍を殺害し、その軍を掌握した金独異が、霓裳らの住む明月塞を陥れようとしていた……。