オペレーション・ローグ
ストーリー
フィリピン ミンダナオ島の西の都市サンボアンガ。暴力と死の連鎖の40年間を経て、フィリピン政府はイスラム解放戦線と和平協定を結んだが、今なお最も過激なテロ組織がしぶとく抵抗を続けていたー。ある日鉱山会社のトラックが武装過激派に襲われ、輸送中だった爆薬の原料が強奪される事件が発生。折しも数日後、首都マニラでは第1回ASEANテロ対策会議が開催されることになっていた。ここに集まる国家安全担当の高官たちを標的にした大規模テロが発生するのではないかとの情報が入り、ランドル大尉(マーク・ダカスコス)率いるアメリカ軍基地の部隊に「反乱軍の危険人物を生かしたまま拘束し、爆薬の原料を回収せよ」との緊急ミッションが下される。敵のアジトを突き止め、突入したものの、弾丸が激しく飛び交う熾烈な銃撃戦の中で反乱部隊の一部は車で逃走、民間人も巻きこむ惨事となり、一連の責任をとってランドル大尉は任務を降ろされた。 さらに爆弾製造資金を必要とする過激派武装組織は、次なる報復に乗り出す。彼らはランドル大尉の恋人でテロ対策会議警備責任者の娘ジェナ(ソフィア・パーナス)を誘拐し、身代金500万ドルを要求してきた。ランドル大尉は、救出作戦に自らの命を賭けることに。