Episode 1
ルイス・T・スタインヒル(前編) / LOUIS T. STEINHIL
レッドはパリでカタリーナ・ロストヴァに会ったが麻酔を打たれて気絶する。気づくと病院にいて身動きが取れず、下半身の感覚がない状態だった。医師によると、背骨が折れており、手術はしたが生きているのが奇跡的な状態だと言う。リズとチームは残された手掛かりを頼りにレッドの捜索へと乗り出す中で、背後に危険な存在があることを知る。
Episode 2
ルイス・T・スタインヒル(後編) / LOUIS T. STEINHIL : CONCLUSION
リズ、デンベ、チームの面々は拉致されたレッドの行方を捜すが、一向に見つからない。その頃 レッドはカタリーナから、血を抜くという拷問を受けていて、命が危険な状態にあった。しかし思いがけない協力者が現れ、レッドは監禁されていた場所から脱出する。病院に行けないレッドはドムの家へと向かい、助けを求める。しかしすべてはカタリーナの罠で、ドムの家にはカタリーナと手下たちが迫っていた。
Episode 3
悪の華 / LES FLEURS DU MAL
レッドを連れ去った一味を探るため、アラムは金持ちが集まる謎の組織に潜入するが、そこで予想外のことが起きてしまう。レッドは、カタリーナの情報を得ようと、“タウンゼント指令”でカタリーナを追い始めたロシアマフィアに圧力をかけようとする。そんな中、レッドの一歩先を行くカタリーナは、リズの生活にゆっくりと近づくのだった。
Episode 4
クウェート / KUWAIT
ある日、CIAの秘密基地からクーパーに連絡が入る。敵の捕虜になっていたアメリカ兵が脱出し、CIAの秘密基地に逃げ込んできたのだが、その男がクーパーの名前を出したというのだ。男はクーパーの海軍時代の同僚だったが、30年前に敵に拉致され、死んだものと思われていた。男に会いに行くクーパーだが、その胸の内は複雑だった。
Episode 5
ノーマン・ディヴェイン / NORMAN DEVANE
レッドはリズたちに“ノーマン・ディヴェイン”を捜査させる。彼は細菌を使った大量破壊兵器を作っていた悪名高い殺し屋だった。リズたちは捜査の過程で、とある寄宿学校へと行き着く。その学校では生徒が時々消えたり死んだりしていた。一方、レッドとデンベはカタリーナの手掛かりを求めてキューバへと赴く。そしてアラムには新たな恋の予感が訪れようとしていた。
Episode 6
ルイス・パウエル博士 / DR.LEWIS POWELL
ある科学者が勤務先の会社を糾弾し、自爆テロを予告する動画をアップする。警察が出動し、会社へ入ろうとしていた科学者を射殺する。しかし後に、自爆テロの予告はフェイク動画であったことが判明。チームが捜査をすると、ディープフェイクを使った事件がいくつか浮かび上がってくる。そして思いもしない存在が、一連の事件を引き起こしていることが分かる。
Episode 7
ハンナ・ヘイズ / HANNAH HAYES
知事が突然連れ去られ、しばらくたってから発見されるという不可解な事件が発生し、リズたちが捜査に駆り出される。そんな中、レッドとデンベは、カタリーナと関係があると思われるパトリック・マスダを調べる。そしてカタリーナもアグネスの世話をしながら独自に調査するが、途中で思いも寄らないことが起こり、アグネスを巻き込んでしまう。
Episode 8
ハワラダー / THE HAWALADAR
レッドの秘密を知る友人が、カタリーナに連れ去られる。友人の行方を必死に捜すレッドは、“ハワラダー”と呼ばれる悪党が手掛かりになることを知る。“ハワラダー”は、昔からある送金システムを悪用している人物で、レッドはチームにも捜査をさせる。その頃、レッドの友人から情報を聞き出そうとするカタリーナは、恐ろしい人物を呼び寄せていた。
Episode 9
オライオン・リロケーション・サービス / ORION RELOCATION SERVICES
犯罪者に新しいIDを提供している組織、“オライオン・リロケーション・サービス”の存在が明らかになり、レッドとリズたちが調査を始める。カタリーナは、“タウンゼント指令”について、より詳しい情報を得るため、彼女の古い友人の記憶をよみがえらせようと彼を拷問にかけるが、その友人は、なかなか口を割ろうとはしなかった。
Episode 10
カタリーナ・ロストヴァ / KATARINA ROSTOVA
レッドは、カタリーナに拉致された友人の行方を捜し続けていた。レッドの秘密を吐かせるため、カタリーナが友人の記憶にアクセスすると考えたレッドは、記憶の専門家クリロフが関与しているとにらむ。だが彼は服役中の身だったため、別の記憶の専門家に当たりをつける。チームの面々がレッドに協力する中、リズが単独で行動し始める。
Episode 11
ヴィクトリア・フェンバーグ / VICTORIA FENBERG
レッドは自分が持っていた美術品の手箱が贋作だったことから、その贋作師を捜すようリズたちに依頼する。手掛かりとして、オリンピア美術館にあるユディト・レイステルの自画像が怪しいと伝える。アラムはエロディーとの関係に悩み、別れるべきか苦悩していた。そしてリズは、カタリーナが生きていることをレスラーだけに打ち明け、2人で秘密を共有するのだった。
Episode 12
コーネリアス・ラック / CORNELIUS RUCK
ある孤島にやって来たレッド。そこには、かつて手箱を盗んだ時の仲間が集まっていた。ほとぼりが冷めたので、手箱を売りに出すために各自が1つずつ持ち寄ったのだ。仲間の中には、当時 レッドの恋人だったカサンドラもいた。取り分について多少もめたものの、全員が売ることに同意する。しかしその矢先、仲間の一人が血を流して倒れ、そのまま死んでしまう。
Episode 13
ニュートン・パーセル / NEWTON PURCELL
サーバーセンターが爆破された。そこにNSAのデータがあったことから外国のテロとにらんでFBIは捜査していたが、レッドは国内の犯行だと言う。一方 レッドがグレンに頼んで東京から輸入させた車が、手違いで別の町へ届いてしまった。グレンはそれを取り戻そうとして、とある大会に出場する。リズは捜査とは別に、FBIの友達から紹介された私立探偵を雇っていた。
Episode 14
トワミー・ウルラク / TWAMIE ULLULAQ
トラックで輸送中だったレッドの積み荷が、忽然と消えてしまう事件が起きた。場所は、アラスカ・トライアングル。大勢の失踪者が出ている魔の三角地帯だ。リズ、レスラー、パクは、捜査のためアラスカへ飛ぶ。FBIのアラスカ支局はパクの古巣だが、かつての上司や同僚の態度は冷たい。事件の捜査が進むにつれ、パクの秘密も明らかになっていく。
Episode 15
ゴードン・ケンプ / GORDON KEMP
大学に合格したばかりのソフィアがレッドの目の前で、コンビニ強盗に射殺される。それを目撃したレッドは、強盗が使った銃を製造販売している会社の社長ゴードン・ケンプをブラックリストの人物としてリズたちに渡す。イリヤは通りで誰かが見張っていると脅え、精神の均衡を崩していたが、レッドをはじめ皆は思い過ごしだと言うのだが…。
Episode 16
ナイル・ハッチャー / NYLE HATCHER
墓地で、埋葬者ではない遺体が発見される。薬で眠らされ、生き埋めにされている手口から、迷宮入りとなっていた事件との関連が浮かび上がる。迷宮入りとなった事件では、リズがプロファイリングをしていたため、チームは今回の事件の捜査を始める。その頃、デンベの導師が何者かに連れ去られる事件が起きる。導師がシリアの過激派と関係していたという仮説も出るが、デンベは否定する。
Episode 17
兄弟 / BROTHERS
レスラーは兄のロビーに連れられデトロイトの実家へ向かっていた。レスラーは自身が少年の頃に他界した父親に関わる重大な秘密を兄と共有しており、今回はその暗い過去をすべて清算するための里帰りだった。久しぶりに母親や親戚と会うレスラー。しかし、思わぬトラブルに見舞われ、急きょリズがレスラーを助けるためデトロイトに向かうのだった。
Episode 18
ロイ・ケイン / ROY CAIN
連れ去られたデンベの導師は、いまだ行方が分からない。拉致した犯人の指紋と思われるものが見つかったが、その人物は刑務所に服役中のため、外に出ることはあり得なかった。そんな手詰まりの状況で、デンベは再び、レッドに関して苦渋の選択を迫られる。一方 レッドは、自分の健康について不安を募らせ、先々のことを考えていた。
Episode 19
カザンジャン兄弟 / THE KAZANJIAN BROTHERS
ニューヨークで犯罪者を顧客とする会計士、フランク・マーウィンが何者かに狙われた。そこでレッドはリズたちに、犯罪者たちの用心棒“カザンジャン兄弟”を追うように指示する。彼らは、相手が誰でもお構いなしに殺す、残忍で悪名高い男たちだった。一方リズの方はレッドに関して、ある重大な決心をする。